海賊版サイト「漫画村」の元運営者として知られる星野ロミさん。
漫画村が大きなアクセスを集めていたため、「いったいどれほど稼いだのだろう」と気になる人は多いでしょう。
さらに、約17億円の損害賠償命令が確定したことで、現在の資産や貯金額にも注目が集まっています。
私も調べる前は、漫画村の収益がそのまま星野ロミさんの資産として残っているのではないかと思っていました。
しかし、実際には罰金や追徴金、損害賠償金などが複雑に関係しています。過去に得た収入と、現在保有している資産は、別のものとして考えなければなりません。
この記事では、星野ロミさんの資産状況や漫画村の収入、現在の仕事や貯金額について整理します。
星野ロミの資産はいくら?現在の資産状況とマイナス〇億円発言を整理
結論からいうと、星野ロミさんの現在の正確な資産額は、現時点では未発表です。
預金残高や不動産、暗号資産などをまとめた資料も公開されていません。
そのため、「資産が何億円ある」という情報は、本人の発言や過去の収入を基にした推測です。
一方で、裁判によって支払いを命じられた金額は明らかになっています。主な金額を整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 民事裁判の損害賠償額 | 17億3,664万2,277円 |
| 刑事裁判の罰金 | 1,000万円 |
| 刑事裁判の追徴金 | 約6,200万円 |
| 現在の正確な資産額 | 現時点では未発表 |
| 現在の正確な貯金額 | 現時点では未発表 |
東京地方裁判所は2024年4月、星野ロミさんに17億3,664万2,277円の支払いを命じました。
その後、控訴状が却下され、2024年7月に判決が確定しています。
損害賠償17〜20億円と「資産マイナス20億円」発言の根拠
ネット上では、星野ロミさんの資産が「マイナス18億円」や「マイナス20億円」と表現されることがあります。
これは、実際の預金残高がマイナスになったという意味ではありません。約17億円の損害賠償債務などを、保有資産から差し引いた考え方です。
星野ロミさん自身も、Xで自らを「マイナス18億」と表現した投稿が紹介されています。
また、出版社側が当初請求していた金額は19億円以上でした。そのため、動画や記事では切りのよい数字として「約20億円」と紹介される場合があります。
ただし、最終的に確定した賠償額は、約17億3,664万円です。
したがって、現時点で「20億円の支払いが確定した」と書くのは正確ではありません。
約17億円の債務を負っているため、純資産ベースでは大幅なマイナスとなる可能性があります。
しかし、本人が現在持っている現金や暗号資産の総額は不明です。
国内外の口座・仮想通貨など現在の資産構成を推定
星野ロミさんは、海外の銀行口座やビットコインに関する発言をたびたび行っています。
2024年には、中国の銀行に残されていた漫画村時代の資金を回収する趣旨の投稿が報じられました。
ただし、具体的な金額や口座残高については確認されていません。
また、海外逃亡に使う予定だった資金をビットコインに換えたという本人の投稿も残っています。
考えられる資産の種類は、次のようなものです。
・国内外の銀行預金
・ビットコインなどの暗号資産
・Webサービスから得た収益
・YouTubeやSNS関連の売上
・プログラミングスクール事業の収益
ただし、どれも現在の保有額までは公表されていません。
海外口座やビットコインを持っているという話だけで、「隠し資産が何億円もある」と判断するのは難しいでしょう。
漫画村ではいくら稼いだ?収入額・年収ピーク時の稼ぎ方を解説
漫画村は無料で漫画を閲覧できる仕組みでした。利用者から料金を取るのではなく、主に広告を表示して収益を得ていたとされています。
アクセス数が増えるほど、広告が表示される回数も増えます。そのため、膨大なアクセスが大きな広告収入につながったと考えられます。
漫画村の月間アクセス数と広告収入から見る総収益の推定
漫画村は最盛期に、月間約1億件規模のアクセスがあったとされています。
海外版Wikipediaでは、Similarwebの調査として、2018年1月の月間訪問数が約9,892万件だったと紹介されています。
これだけのアクセスがあれば、広告単価が低くても相当な売上になります。
ただし、アクセス数だけで正確な広告収入を計算することはできません。
広告収入は、次の条件によって大きく変わるからです。
・広告の表示回数
・クリック率
・広告会社との契約条件
・利用者の国や年齢層
・サーバー代や外注費
・共同運営者への報酬
刑事裁判では、漫画村の広告収入の一部が犯罪収益と認定され、約6,200万円の追徴金が命じられました。
ただし、この約6,200万円が漫画村の総売上を示すわけではありません。
裁判の対象となった期間や取引に基づく金額であり、サイト全体の累計収益とは区別する必要があります。
漫画村の正確な総収益は、現時点では未発表です。
アクセス規模を考えると数億円規模だった可能性はありますが、経費を差し引いた利益までは分かりません。
アダルトサイトや他サービスを含めた年収2〜3億円・10億円発言の真相
星野ロミさんは、漫画村以外にも複数のWebサービスを運営していたとされています。
代表的なものとして名前が挙がるのが、動画共有サイト「Share Videos」です。
本人へのインタビュー記事では、アダルトサイトを含む複数のネット事業を手掛けていたことが紹介されています。
一部の動画では「年収10億円」という表現も使われています。
ただし、この10億円が本人の手取り年収なのか、複数サイトの売上なのかは明確ではありません。
事業の「売上」と個人の「年収」は意味が異なります。
売上が10億円あっても、広告費やサーバー代、人件費などを差し引けば、手元に残る金額は少なくなります。
そのため、年収2億〜3億円説や10億円説は、本人の発言や動画タイトルに基づく情報として扱うべきでしょう。
税務資料などで裏付けられた金額ではありません。
星野ロミの現在の年収や収入源は?
出所後の星野ロミさんは、YouTubeやSNSでの発信を続けています。さらに、プログラミングスクールやWebサービスの運営にも取り組んできました。
漫画村時代ほどの収益があるかは分かりませんが、複数の収入源を作ろうとしていることはうかがえます。
YouTube収入・案件・Webサイト運営から推測される現在の年収レンジ
星野ロミさんのYouTubeチャンネルは、2026年4月時点で登録者数約13万人と報じられていました。
しかし、同月にYouTubeの収益化が停止されたことを本人が報告しています。そのため、少なくとも収益化停止中は、通常の動画広告から得られる収入が大きく減っていると考えられます。
YouTube以外には、次の収入源が考えられます。
・企業案件や広告出演
・SNSを通じたプロモーション
・Webサイトやサービスの運営
・プログラミング関連事業
・書籍や有料コンテンツの販売
外部サイトにはYouTube収益の推定額も掲載されていますが、再生数から機械的に算出した数字です。
実際の広告単価や契約内容は公開されていません。さらに収益化停止の影響もあるため、現在の年収レンジを正確に推定するのは困難です。
現時点では、年収は未発表とするのが適切でしょう。
プログラミングスクール「漫画村を作ろう!」の売上推定と事業トラブル報道
星野ロミさんは、2023年にプログラミングスクールの開設を発表しました。
公式サイトでは、プログラミングコースの料金が2万500円と表示されています。
授業動画の視聴や質問対応、制作したサイトの宣伝などがサービス内容に含まれています。
仮に月額2万500円で受講者が100人いれば、単純計算では月商205万円です。
ただし、実際の受講者数は現時点では未発表です。そのため、スクールの売上や利益を確定することはできません。
2026年には、共同経営を巡る対立や告訴に関する報道も出ています。
事業トラブルが契約数や売上に影響した可能性もありますが、具体的な業績は公表されていません。
星野ロミの現在の貯金額と今後の資産形成の行方(ビットコイン保有も含めて)
星野ロミさんの現在の貯金額は、現時点では未発表です。
海外口座や暗号資産についての本人発言はありますが、金額を確認できる資料はありません。
したがって、数千万円や数億円といった具体的な数字を断定することはできません。
「海外に少しある」貯金額のヒントとビットコイン一本の投資スタンス
海外に資金が残っているという趣旨の発言から、一定の預金を保有している可能性はあります。
しかし、「少し」という表現が数十万円なのか数千万円なのかは分かりません。中国の銀行口座に関する投稿も、残高の証拠が公開されたわけではありません。
また、ビットコインを重視する投資姿勢が紹介されていますが、保有枚数や取得価格は確認できません。
暗号資産は価格変動が大きいため、保有していても資産価値は日々変わります。ビットコインを持っているという情報だけでは、現在の総資産額は計算できないのです。
損害賠償支払い方針や再起プランから見える今後の資産形成シナリオ
星野ロミさんは、誹謗中傷を行った人物に対して情報開示請求を行い、和解金を損害賠償の支払いに充てる構想を発信しています。
最初の500人分について、弁護士に依頼したとも報じられました。
ただし、開示請求を行った全員から和解金を得られるとは限りません。
裁判費用や弁護士費用も必要です。
17億円以上をこの方法だけで支払うには、長い期間がかかると考えられます。
今後の資産形成としては、次のようなシナリオが想定されます。
・プログラミング事業の再構築
・新しいWebサービスの開発
・SNSやメディア出演による収入
・暗号資産の値上がり
・誹謗中傷への法的対応による和解金
ただし、いずれも安定した利益につながるかは分かりません。
損害賠償金の支払い状況についても、現時点では詳しい情報が公表されていません。
まとめ
星野ロミさんの現在の資産額や貯金額は、現時点では未発表です。
漫画村や複数のWebサービスによって、過去に大きな収入を得た可能性はあります。
一方で、2024年には約17億3,664万円の損害賠償命令が確定しました。刑事裁判でも、罰金1,000万円と約6,200万円の追徴金が命じられています。
そのため、債務まで含めた純資産は、大幅なマイナスとなる可能性があります。
今回分かったポイントは次のとおりです。
・現在の正確な資産額や貯金額は未発表
・約17億3,664万円の損害賠償命令が確定
・漫画村の総収益は確認できない
・年収2億〜3億円説や10億円説は本人発言などが中心
・海外口座やビットコインの具体的な保有額は不明
・YouTubeは2026年4月に収益化停止が報じられた
・現在はプログラミングやWeb関連事業などを展開
私が調べて感じたのは、「過去にいくら稼いだか」だけでは現在の豊かさを判断できないということです。
収入が大きくても、それ以上の債務を抱えていれば、純資産はマイナスになります。星野ロミさんの場合も、漫画村時代の売上と現在の資産状況を分けて見る必要があるでしょう。

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